
私が最初に支店長になったのは、平成25年1月小平支店でした。実は、入庫7年目にも融資渉外担当として、この支店に勤務していました。融資の仕組みはもちろん、税制について一から学び、今の仕事の礎を築いた思い出のある支店です。融資渉外担当だった当時、様々な企業を訪問し、新たなお客様への融資を数多く契約しました。支店長として戻ってきて、自分が開拓したお客様が支店の重要顧客になっていると知ったときは感無量でした。
支店長になった今も、営業の頃と同じで「お客様のことをもっと知りたい」という想いは変わりません。部下が提出する日報でお客様の状況を逐次把握し、営業が訪問した次の日に一人でお客様のもとに出向いています。お客様のことがよくわかり、そこで仕入れた新たな情報を営業担当と共有し、次の提案につなげることができます。また、若手の教育も兼ねて営業に同行し、お客様と直接商談を行なうことも少なくありません。こうして自らも営業と同じように活動しながら、支店の職員たちと連携して、お客様の要望に応え、地域の活性に取り組んでいます。