
私が支店長を担っている小金井支店は、すべてゼロから立ち上げてきました。出店するエリアの沿線にはあおしんは1店舗もなく、「青梅信用金庫」ブランドが認知されていない状態だったので、職員の個々の力で、お客さまの信頼を勝ち取っていかなければなりませんでした。
また競合と比べて後発の金融機関になるので、従来の営業スタイルでは難しいと感じていました。そこでお客さまのニーズを全面的に聞きながらお客さまの商売を後押しする営業提案をしていくことに特化しました。
当初は、私と副支店長と、営業課長の3人で開拓しました。トライ&エラーを繰り返しながら、ライバルである他の金融機関が持っていない情報を提案することと、あおしん内の関係部署と調整して仕組みをつくり、迅速な対応が可能になったことで、お客さまからも徐々に契約をいただけるようになってきました。
実は店舗が立ち上がったのは開設して3年経ってからで、それまでは他店に間借りしながら営業活動を行っていました。それだけに店舗がオープンしたときは、お客さまから「がんばれよ!」というメッセージと共に、たくさんの開店祝いのお花をいただき、本当に嬉しかったですね。